翠りんごの推し事と日常

おひとりさまを満喫するオタクの雑記

まいにちドイツ語

ここ最近、かなり日が長くなりましたね!

17時でもまだわりと明るくって感動(*´Д`)

職場の窓はブラインドがかかっているので、何時にどのくらい明るいとかあまりわからなかったんですが……今日は休みだったのでようやく外の様子を見ることができました。

これで17時退勤だったら最高なんだけどな~。自分は18時退勤ですが、一時間の差ってかなりでかいです。

 

 

今月から、目標のひとつだったドイツ語の勉強を始めることができました!

やっとやる気が戻ってきた……(笑)

なんとか習慣化することも(一応)できて、毎日夜に少しずつですがドイツ語に向き合っています。

 

語学の勉強って、文法ももちろん大事ですが語彙力もかなり必要になってくるみたいですね。 学生の時全然勉強してなかったから、勉強方法も手探りです。

最初は文法ばかりやっていたのですが、やっぱり単語の意味がわからなくて結構支障があったので、この間単語帳を買ってきました。

単語帳……なんとわたし、中学生の時学校で配布された英語の単語帳しか使ったことがありませんでした。自分で買ったことすらなかった。 なんて奴だ。

そんな初めての単語帳も、頑張って毎日開いてちまちま暗記するようにしています。

 

勉強してて思うのは、学生の頃より社会人になってからする勉強の方が楽しいってこと。ほんとにこれ。

小学校も中学も高校も大学も勉強は大嫌いで、テストの三日前くらいにならないと試験勉強なんてしなかったアホの子(赤点余裕でした)でしたが……今は学ぶことが楽しいと思えちゃいます。

 

学生を終えて社会に出ると、なんだかいつも疲れているような感じになってしまいますが……何であれ、没頭できることは貴重なんだなと。

疲れてるとやる気もないけど、逆に言えば「疲れててもできること、やりたいこと」は大事にしていきたいなと思いました。それがオタ活だろうが資格勉強だろうが語学勉強だろうがスポーツだろうが、社会人こそ縋れるものがあるべきだなって。

 

 

明日は仕事だー行きたくねえー(+_+)

お疲れさまでした。

冬季うつ

何となく身体の調子が良くなかったり、かといって具合悪いってほどでもない。

でも気分は晴れなくて、大好きな趣味のゲームとか創作とかお絵描きとかもやる気になれない。ツイッターYoutubeなら見れる。

……最近はなんだかずっとこんな感じです('_')

 

このブログでも度々書いていましたが、転職をしてからというもの、帰宅後の猛烈な眠気に悩まされていました。

睡眠不足と言われればそれまでなんですが(だいたい5~6時間睡眠)、それだけじゃないと自分の本能(?)が訴えていました。根拠はないけど。

今までこんな経験をしたこともないし、本当に転職して今の職場になってから、尋常じゃないくらい眠くなってしまって……。

前にも書いた通り、職場からはほぼ毎日歩いて帰ってきています。運動になってよかったんですが、最近少しずつですが雪解けが始まってきて、めちゃくちゃ歩きにくいです。体感二倍くらい疲れています;;

なかなかうまいこといかないですね。

 

わたしは往生際が悪いので、それでもずっと「原因がわからないものか」と調べていたところ――冬季うつという言葉を発見しました。

 

冬季うつというのは季節性うつ病のひとつで、季節性感情障害ともいわれています。秋の終わり~冬の期間に症状が出るので冬季うつと呼ばれているみたいです。

気分が落ち込んだり、疲れやすくなったり、趣味とか好きなことへの興味が薄くなってくる、といった症状はうつ病と似たようなところがあります。

でも、不眠や食欲減退の症状が出るうつ病とは反対に、過食になったり過眠になったりすることがあるのが冬季うつの特徴らしい。

 

原因のひとつとしては、冬は他の季節に比べて日照時間が短くなるから。日光不足……日光を浴びることで分泌されるセロトニンという物質が不足すると、冬季うつの原因にもなるらしいです。

日照時間は地域によって結構差がありますが、特に高緯度の地域は冬になるとがっつり日照時間が減るそうで、この症状が出る人も多くなるそうです。北欧とか、日本だと北海道とか。

わたしは北海道に住んでいますが、確かに冬はブルーになりがちでした。特に、夕方16時以降からの夕方の時間がですね……あっという間に暗くなっちゃうんですよ;;

日が沈み切ってしまえばまだ諦めるんですが、この夕方の時間が何か知らないけどものすごく不安感を煽ってくるんですね。道民の方わかってくれるかな……(笑)

 

夜は、雪があるおかげで街灯が点けば道はほの明るいけど、空は真っ暗。道路脇の雪山で見通しは悪いし、雪は音も吸収するので住宅街はしんと静かです。

でも夕方は、街灯が点くまで薄暗いんですね。それもなかなかの暗さ。青暗いって感じ。

晴れた冬の朝は最高なんですけどね。すかっとしてきりっと空気が引き締まっていて。晴れてる時ほど寒いけど(笑)

 

文句ばっか書いてますが、わたしは一応冬が好きな人間だったりします。夏よりずっと好きです。スキーもスケートも好きでした(最近やってないけど)。

自分のことをわりと楽天家だと思っていたので、今回冬季うつっていう言葉を知って自分でもちょっと驚きました。この「人生なんとかなる」精神の自分が、うつ?って。考えすぎかもなって思ったり。

でも症状も当て嵌まるし、冬場は日光不足は否めないしなあ……。

けれど、今までの「何かよくわからんけど怠いしやる気出ないし眠すぎて話にならん……」って状態から、自己判断なので本当に冬季うつかはわからないけど「もしかして冬季うつってやつかな?」って原因らしきことが判明しただけでも、肩の荷がちょっと下りました。

薬でも病名でも、何かに縋りたい気持ちは結構ありました……得体の知れないことが一番不安なので。

 

普段ちゃらんぽらんで冗談ばっかり言っているので、何言ってんだこいつと思われるかなと心配になりつつも、一応母にも言ってみました。

笑い飛ばすでもなくちゃんと聞いてくれて、「まあ春になったら元に戻るんじゃない?今は冬眠ってことで」とありがたいお言葉を頂きました。ありがたや。

 

今日も夕方になるにつれてどんよりしてきたので、こうしてブログに吐き出してみました。書いてる時間はそれなりに集中することができるので、気が紛れてよかったです。

 

昨日雑誌の広告でたまたま見つけた演奏会があって、大好きな曲がプログラムにあったので即チケットを買ったんですよ。久しぶりに生で聴ける~ってテンション上がったんですが、それと同時に「自分もこうやって音楽に携わって仕事ができたらな」って考えてしまって。ああやってステージに立てるのはほんの一握りなのに、往生際が悪いのでいまだに考えちゃうんですよね。今の仕事は好きでもないしやりがいも楽しさも何もないので、余計に。

……とまあこんなことをごちゃごちゃ考えてました。このブログでは赤裸々に何でもぶちまけると決めていたので、恥を忍んでそのまま書きました(笑)

 

 

長々とまとまりも全然ない文章になってしまいました(後悔はしてない)。

すっきりしたので、とりあえずソシャゲのログインを済ませることにします^^

早く雪解けて春よ来い~~。

マンガ買ってきた!

マンガや本、雑誌などなど……紙派ですか? 電子派ですか?

わたしは圧倒的紙派なんですが、そろそろ部屋のスペースが厳しくなってまいりました。でもめげずに紙の本を買っています(笑)

もともと部屋が狭くて本棚なんて物はなく(腰下くらいまでのほんとにちっさい棚ならある)、本系は衣装ケースっぽいやつに収納しています。

でっかい本棚に囲まれた生活がしてみたい。

 

最近、『海が走るエンドロール』というマンガにハマっていて、昨日2巻を買ってきました。

結構前にTwitterでちょろっと読んだことがあって、登場人物の男の子がすごいドンピシャで性癖に刺さったのがきっかけで読み始めました。 海くん超美人……(´ε` )

 

話逸れますが、同じおばあちゃん主人公のマンガだと『メタモルフォーゼの縁側』も大好きです。ほっこりするし応援したくなるんですが、ラストは何回読んでもちょ〜っとだけ寂しくなっちゃいます。納得の良い終わり方だけどね!ちょっとだけ心にぽっかり穴が空いたような気持ちになるんです。。

 

で、昨日は買ってきた2巻を読んでいたんですが……とある人のあるセリフに思わず「おっ」と声が出ました。

いや〜〜まさかの!でも言われてみればちょっとそんな気もしてたかも?って感じ。

まさかアセクシュアルやアロマンティックってワードが出るとは。大好きなこのマンガでこの話題を出してくれたの感謝しかない、ってか嬉しい。早く続き読みたい〜。

 

 

ネタバレになりそうなのでふわっと感想?(とまではいかないか)のようなものでした。

3巻まで首を長くして待ちます^^

アセクシャルと二次元

以前アセクシャルについての記事を書きましたが、今回はその続きになります~。

 

といってもかなり前(見返したら去年の11月だった)だったので、リンクを貼っておきます。自分でも何をどこまで書いたか忘れた……(笑)

 

こちらです↓

grunapfel.hatenablog.com

 

さて、今回の本題ですが……。

わたしはアセクシャルであり、何よりオタクであります。ついでにいうとアラサー独身です。

そんなわたしがセクシュアリティについて色々調べていた時、こんな言葉を見つけました。

 

・フィクトセクシャル(fictosexual)

・フィクトロマンティック(fictoromantic)

 

 

なかなか聞きなれない単語だと思います。

続いてはこの二つの意味を見てみましょう。(※翠りんご調べ)

 

 

フィクトセクシャル

現実の人間に性的に惹かれず、架空のキャラクターのみに性的魅力を感じるセクシュアリティ

 

フィクトロマンティック

架空のキャラクターのみに恋愛感情を抱くこと

 

 

……これでイメージ付いた方もいらっしゃるのではないでしょうか?

実際、自分は大いに納得(理解?)できました!!

 

が、ここら辺の認識については誤解や偏見なども多くあるとのことで……う~ん、難しいですね。

なので、あくまでこの記事の内容はわたしの意見とか考えを中心にしているので、ゆるく読んでいただければ幸いですm(__)m

 

 

話を戻して、フィクトセクシャルとフィクトロマンティックについて。

先程も言った通りすっきり理解はできたのですが、いかんせん自分がどっちなのかがわかりません。

わたしはいわゆる“ガチ恋勢”とか“夢女子”ではなく、一介の腐女子なのですが……少なくとも三次元の人間ではなく二次元のキャラにはときめいたり心臓鷲掴みにされますね!

 

ただ、フィクトセクシャルの「性的魅力」とフィクトロマンティックの「恋愛感情」の違いがよくわからないんです。自分が子供すぎる……。

例えば、

「推しのここがセクシーだな~」って思うのが性的魅力?を感じるということなのか。

「うわ~やばいめっちゃ好き。一生推すわ」って思うのが恋愛感情?なのか。

 

でも別に、推しと自分がどうこうなりたいってわけではないんですよ。

むしろ、二次元の推し(男キャラ)は、自分に好意(恋愛感情)を寄せてこないのをわかってるから安心してハマれるのかも……と思ったり。

陰ながら推したいんです。よくある「壁になりたい」ってやつです。まず、推しのご尊顔に自分の顔面が並ぶなんて想像しただけで土下座もんです。

 

ここでまた話が飛ぶんですが。

そもそもアセクシャルの「恋愛感情」とか「性欲」って三次元の話だよね……?

二次元を対象にするなら全然性的に興奮するかもと思ったり。というか性的に興奮するってどういうこと? エロい~最高~っ!!てことで合ってる?

いやでも、この興奮は推しとか推しCPに対してであって、そこに自分は含まれないんだよな。客観的に萌えてるだけで、別に自分が推しとイチャイチャしたいとかは全然考えない。何ならモブ×推しを眺めていたいくらい。(苦手な方いたらすみません;)(ちなみに推しは右派の腐女子でございます。でも雑食)

推しを愛でるけど、この「愛でる」は恋愛とかとはかけ離れてるよなあ……。

 

 

乱文失礼しました。

ちなみにこの文章、一年前に書いた日記から一部抜粋しています……('Д')

恐ろしいほど成長してないな自分。でもそのくらい真剣に思い悩んでた時期がありました。

今こうして日記以外に吐き出せる場所ができて、自分を肯定的に見れるようになったような気がします。成長はしてないかもしれませんが、一年前より気は楽になりました!

 

 

まとまりのない文章で読みづらかったと思いますが、ここまでお付き合いくださりありがとうございました('◇')ゞ

これからもアセクシャル関連のことは赤裸々に書いていこうと思います~。

 

徒歩1時間

相変わらず真夜中更新です!

夜型のオタクなので、お絵描きもゲームもアニメもpixiv徘徊も夜が捗ります……健康に悪いが心の栄養としては最高です('ω')ノ

 

ですがわたしもアラサーの身なので、最近体力がなくなってきたかなと思うことが多くなりました。

前にもブログに書きましたが、転職してからというもの、仕事から帰ってくるとソファでぐーすか寝てしまうんですね。デスクワークのくせに家帰ってもロクに行動できず、趣味の時間がなかなか取れなくなっていました。

情けないやらもどかしいやらで、自分に嫌気が差していました。かれこれ三ヶ月くらいこんな調子でした;;

 

 

なので最近、あることを思い付きました。

 

肉体労働でもないのにどうしてこんな寝落ちするほど疲れているのか、色々と調べていた時のことです。

何でも、脳の疲れと身体の疲れのバランス(?)が偏ってもよくないらしい。

デスクワークは肉体労働ではないけど、頭は使うので脳は疲れる。

これで運動もあまりしていないと、脳ばっか疲れてしまう。身体は元気だけど、脳が休みたがって眠くなってしまう……的な。

元々スポーツとかも得意じゃなくて、万年運動不足です。これじゃあイカン。

 

それじゃあ運動しようと思って、仕事帰りにウォーキングをすることにしました。

ウォーキングなんて立派なこと言ってますが、会社から徒歩で帰ってるだけです。徒歩1時間。グーグルマップ先生でルート検索したら51分だったけど、雪道なのでしゃーない。

さすがに朝は時間がないので、帰りだけ電車に乗るのをやめました。交通費も浮きます(地味に嬉しい)。

 

これが結構効果あったんです!!(大歓喜

好きな曲聴きながら(大体アルバム1枚聴けちゃう)ひたすら家を目指す。お腹も空いてるし一刻も早く帰りたいのでせかせか歩けるし、到着した時の達成感がやばい。

運動はストレス解消にもなるっていうのは本当なんだね……って感動しました。気分がめちゃくちゃスッキリします。モヤモヤもぶっ飛びます。

そして何より、夕飯を食べた後もソファで寝落ちすることなく行動できています!!!

やっと人間らしく生活してるなって感じ(笑)

 

 

まだ初めて何日しか経っていませんが、ただ歩くだけで難しいことはないので続けていけそうです!(と思いたい)

これでも学生の頃は毎日往復14kmチャリを漕いでいました。すり減るのでタイヤを替えたって話をするとめっちゃびっくりされるんですが、みんな交換しないのか……。

 

体力だけは自信があるので、この調子で継続して頑張っていきます!!('ω')

映画『ハウス・オブ・グッチ』観てきた(※ネタバレあり)

前回に引き続き、映画の感想を書いていこうと思います~。

 

というか最近映画ラッシュでは? わたしだけでしょうか。

今後公開される『ウエスト・サイド・ストーリー』『ナイル殺人事件』も絶対観に行きたいと思ってるので、しばらく映画館通いが続きそうです。

 

大好きな映画はDVDとかBDとか買っちゃう派なんですが、それでもやっぱり映画館は特別なんですよね~。音響もいいし大画面で迫力もすごいし、何よりあの空間が好きです! 映画館で得た感動ってほんとに桁違いで、それを味わいたいがために結構同じ作品リピートしちゃいます……(過去最高12回観に行った)

 

 

さて、話が脱線しましたが、今回は今年1月に公開された映画『ハウス・オブ・グッチ』を観に行ってきました!

ずっと観に行きたいと思っていたら1月が終わり、慌てて上映スケジュールを調べて休みの日に行ってきました。今回は母とです。

今回もネタバレあり……と言いますが相変わらずゆる~い感想なので、生暖かい目で読んでいただければ幸いです('ω')ノ

 

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※※ネタバレあります!ご注意を!※※

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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今回、ほぼレディー・ガガ目当てで行ってきました!

めちゃくちゃファンってほどではないのですが洋楽が好きなので、一度スクリーンで女優としてのガガ様を見てみたいなと前々から思っていたので。数年前の『アリー スター誕生』は見逃しました……;;

 

とにかくガガ様めちゃめちゃ美人。カッコいいしスタイル抜群!!

気が付いたら胸とケツばっか見てました。だってしょうがない。あれは目が吸い寄せられちゃいますね、不可抗力です。

 

肝心の映画の内容ですが……グッチの物語(ほぼ実話)です。

わたしここ勘違いしていたんですが、グッチっていうブランドの話じゃなくって、グッチの話だったんですね。ファミリーネームだったんだ……って思ったくらい(笑)

グッチの商品がどうやって作られていて、こだわりは~、デザインは~、みたいな内容ではなく。あくまで「グッチを経営しているグッチ一族の話」でした。

そうとは知らず観に行ったので戸惑った部分もありました。経営のこととか全然わからないので、途中「??」ってなるところもありました。

しかも上映時間も長い(だいたい三時間くらい?)ので、きちんと内容理解しながら観ようと思うと、なかなか大変です。わたしは帰りの電車で爆睡しました(笑)

 

映画の冒頭に「実話にもとづいた物語」というテロップがあったように、グッチ家のことについては結構詳しく描写されていました。

全体を通してだんだんと雲行きが怪しくなっていって、歯車が狂っていく感じが何かすごかった。完成度すごい。(語彙力皆無)

観て楽しむ、というよりは、歴史の勉強みたいに「繰り返さないべき物語」とか教訓といった言葉が当て嵌まるような映画かなと思いました。

 

物語ラストでは、登場人物がそれぞれどうなったかが語られます。

アルドおじさんは病死(たしか癌)。いとこのパオロは「貧困ののち死亡」……。

思わず心の中でOh……と唸ってしまいました。

このパオロさんはアルドおじさんの息子で、映画の中では散々「バカ息子」と言われていました。

風変わりで才能もあったんだかなかったんだかわからない人だったけど、一族の中でも全然期待されてなくてむしろ邪険にされてて、挙句の果てにガガ様達夫婦にはめられてデザインの著作権侵害で訴えられて……一番報われなかった人だなと悲しくなってしまった。まあ自業自得なこともあったけど。

 

ああいう実力社会(一族?)では実力(=才能)が物をいう。逆にいうと「実力こそすべて。才能のない人間は必要ない」ってことになるんだろうね……パオロさんはグッチ家では生き抜けなかったわけです。

弱肉強食というか、諸行無常というか……

自分全然ブランドに興味がなかったのでグッチのこともほぼ知らなかったのですが、あの華やかなブランドの裏にはこういう表に出ない人がいたんだなと。

 

そして終盤の「現在、グッチにはグッチ家の人間は一人もいない」っていうテロップを見て、人生とか生き様とか、そういうことについて考えさせられました。(と、カッコよくまとめてみる)

 

まあでも、今回一番感じたのは……女って怖いね!!

愛から生まれる嫉妬って、ものすご~~く怖い。

映画『コーダ あいのうた』観てきた(※ネタバレあり)

今日(2/6)は久々に日曜休みだったので、妹と一緒に映画を観てきました~。

豪雪中、朝から道を開拓しながら出掛けるのは仕事以外だと久しぶりです。ちなみに、帰りはまさかの晴天でした。

 

『コーダ あいのうた』という映画は妹が観たがっていて、わたしは恥ずかしながら妹に誘われるまで作品のことを知りませんでした。

いつも映画は自分で色々探して「これが観たい!」っていうのを明確にしてから行くタイプです。

今回は妹に誘われたこともあって、自分にしては珍しく予備知識ほぼゼロで、あらすじだけ読んでから行ってきました。

 

では、覚えてるところ中心にゆるく感想書いていこうかなと思います。

 

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※この先ネタバレ含みます!! 気にならない方のみどうぞ※

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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いや~~めちゃくちゃ良かった……!!!

一言で言うとほんとにタイトル通り「あいのうた」でした。音楽もがっつり絡んでるけど、メインは家族のおはなし

 

個人的には変にラブストーリーというか、恋愛路線に持っていかない流れが好きでした。あくまでメインは家族、そして音楽っていうのがブレてなかったのがいいなあと。

同級生のマイルズくんは音大落ちてルビーだけ合格するのはリアル(笑) ここで二人仲良く受かって(観客に)変に媚びないのがいい気がする。

「(大学に)会いに来てね」って言うルビーに「そんなこと言って、どうせ音大のチェロ専攻の奴と駆け落ち(浮気?だっけ)するんだろ?」ってマイルズが返すのも面白かった。それに「そうかもね」って返すルビーもいいよね。人生そんなもん。

 

ちなみにPG12指定だけど、濃厚ラブシーンとかではなくちょっと笑える下ネタな感じ。妹と共に爽やかに流せるくらいでした。

 

 

音大入試の飛び入り伴奏者とか弾き直し(歌い直し)とか、まあそういうところはフィクションだなって感じですが、そんなことどうでもよくなるくらいこの一連のシーンは最高でしたね……。校内コンサートじゃなくてこのシーンで手話しながら歌う演出、神すぎる(絶対コンサートで手話すると思ってた。いい意味で裏切られた)。

そういえば願書って教師が勝手に出せるものなんでしょうか。「えっいつの間に先生が出したの!?」ってびっくりしました(笑)

 

妹ともずっと話してたんですけど、あの先生(V先生だっけ)が最高すぎる。

何がいいって、自分が「君は才能がある」って言い出して主人公ルビーを音楽の道へと焚きつけたからには、それ相応の世話を焼いているところ。

自らレッスンを申し出たり、勝手に(?)願書提出してたり、何回も遅刻する生徒のことも結局は最後まで目を掛けていたり……一度は「やる気があるとは思えない」とまで言い放った相手なのに。ルビーに対して「才能がある」って言った責任の分は、きちんと行動してると思うんですよ。無責任じゃない。

そこが教師としても指導者としても、素晴らしい人だなと思いました。

 

 

ラストはストレートな別れのシーン。これがまたよかった~~。

家の前でわりとあっさり別れの挨拶を済ませて車に乗り込んだ、と思いきや。

いざ車が走り出したら「車止めて!」と叫ぶルビー。

車を降りて家族の所に走っていって、お父さんお母さんお兄ちゃんみんなと抱き合う。あ~やっぱ家族っていいなって、ここで泣いちまったぜ。

このラストに来るまで本当に色々あって、ルビーも自分のことより聾唖の家族のことを優先して、高校生の身で朝から働いて学校行って、でも音楽になかなか打ち込めなくて……。

お母さんに「合唱を始めた」って話をして「反抗期ね」って返されてたシーンは観てるこっちもイラっとしたし、ルビーが一緒に漁に出なかった日に、聾唖の人しか乗っていないのは危険だって漁船出すの停止された時の「わたしのせいじゃない!」って泣きながら言うルビーのシーンは辛かった。

物語中盤でルビーが「家族なしで一人で過ごしたこと(行動したこと、だったかも)なんてなかった」って言うんだけど、音楽を続けるために選んだラストシーンが、ルビーにとって人生で初めての“家族との別れ(=一人になること)”なんだなって。

……そんなことを考えていて、ラストの家族みんなの姿を見てると、めちゃくちゃ感動しました。

 

 

そういえば映画のタイトルの「コーダ(CODA)」って、最初は音楽用語のCodaだと思ってたんですよ。

調べてみたら、Children of Deaf Adult(s)の略だったみたいです。「聞こえない親を持つ、聞こえる(健聴者の)子供」の意味だそうです。知らなかった…。

音楽用語におけるコーダは「結尾部」とか「曲の最後にある独立してつくられた終結部分」みたいな意味があります。楽譜上だとOの上に+が重なったようなマーク(伝われ)だったり、「To Coda」って書かれています。

鑑賞前はタイトルを見て「コーダなんだ……ダ・カーポとかの方が映画のタイトルっぽい気がするけどな~」とか見当違いなこと思ってました(笑) ちなみにダ・カーポ(Da Capo)は「曲の最初に戻る」という意味。

 

 

 

いや~ほんとによかった!!!

ストーリーももちろんですが、何よりルビーの歌が超最高でやばいです!!!(語彙力皆無) 曲も最高。ルビー役の女優さんもめちゃくちゃお綺麗……(面食い)

先生の指導入る前のへにょっとした声と、指導後ののびのびした声との差がすごい。歌唱力もおばけだけど、指導前の声の演技力と表現力も最強だった。思わず「うわ~全然違うじゃん先生のレッスンすげ~」ってなる。リアルだった。

 

家族の大切さ、音楽の力、素晴らしさに感動できる映画でした!大好きな映画の一つになりました(*´Д`)

ざっくりと自分の感想を書いてみました。全然参考にならないと思うので、内容が気になったらぜひとも映画を観てみてください~~!!終わっちゃう前に!!