翠りんごの推し事と日常

おひとりさまを満喫するオタクの雑記

恋愛しない理由

一番最初の記事で少しだけ書きましたが、わたしはアセクシャルを自認しています。

もう少し詳しく言うと、他者に対して恋愛感情・性的欲求のどちらも抱かないので、アロマンティック・アセクシャルになります。

 

今回は、自分がアロマンティック・アセクシャルだと自認するに至った経緯を、ゆる~く好き勝手に書いていきたいと思います。

※あくまでわたし個人の意見、考え、経験なので、ゆる~く読んでいただければ幸いです……。

 

 

 

アセクシャル”という言葉を知ったきっかけ

 

確か今年の3月頃に、Twitterアセクシャルの漫画を見かけたんですね。

主人公の女の子が付き合っている男の子と性的なことをするのが苦痛で……みたいな内容だったような(うろ覚え)。で、男の子から「俺のこと本当に好きなの?」的なことを言われて、主人公が悩んでしまう。この主人公が、アセクシャルだったんです。

 

この漫画を読んでアセクシャルの意味を知って「もしかしたら自分もアセクシャルなんじゃないか」って思ったわけです。まあ人生で彼氏いたこと一回もないんで、この漫画の主人公とは違った見方にはなりますが(笑)

 

じゃあどうしてアセクシャルだと思うに至ったか。理由はこんな感じです。

 

 

1. 初恋が思い当たらない

高校生の時、友達からこんな質問をされました。

「好きな人いないのー?」

いないと答えると、隠してると思われたのか「じゃあ気になる人は? 先輩とかでいたりしない? 他クラスにもいないの?」となかなか追及されました。

でも本当に誰もいなかったので、またまた「いないよ」と答えたんですね。

そしたらその後、

友達「今まで付き合ってた人はいる?」

自分「彼氏いたことないな」

友達「告白されたことは? 逆にしたことってある?」

自分「どっちもないな」

友達「えー……じゃあ初恋はいつだった?」

自分「うーん、特にない」

友達「えっ嘘でしょ? いやいや~初恋はさすがにあるでしょ

 

この言葉が、わたしにとっては衝撃的でした。念のため言っておきますと、別に不快な気分になったわけではなく、ただただびっくりしただけです。

 

初恋するのは当たり前なのか……さすがに自分やばいのかな、と思いその日は頑張って記憶を掘り起こしてみたのですが、マジで恋をした記憶がないのです。生まれてから一度も、誰かを恋愛対象として好きになったことがなかったんです。

 

しかも、友達にこうして質問されるまで自分では気付いていませんでした。

そのくらい、恋愛というのは自分にとって関係のないもの、二次元でしかあり得ないこと、だと思っていました。

 

家族や友達が好き、っていうのはもちろんわかるのですが(自分も家族や友達は好きだし)……簡単に言ってしまえば、『友達が好き』と『恋人が好き』の違いがわかりません。

わたしにとって『好き』の感情は『人として好き』でしかなくて、『この人と性的なことがしたい』という感情を持った人は一人もいないです。

 

ちなみにこの時は高校生でしたが、この後高校3年間、大学4年間、そして社会人になって現在に至るまでも、恋愛経験はゼロのままでした。

 

 

2. 性嫌悪

さて、高校生にして自分が「生きていて一度も誰かを恋愛対象として好きになったことがない」ということに気付いた翠りんごでしたが、無事に卒業し晴れて大学生になります。

 

高校生と違って、大学生になると周りの恋愛事情もオトナな感じ(?)になってきますよね。つまりは恋バナの中に性行為についての話が出てくるようになったわけです。

 

まあ大学在籍中に成人も迎えますし、世間ではそんなもんなのか……と戸惑いましたが、やっぱりどうしても恋愛とか性行為とか、わたしにとってはファンタジーにしか思えなかったんですね。いい歳してガキだな~と、我ながら恥ずかしくなりました。

 

それである時、ふと考えてみたんです。

いつか自分が結婚するとして、その時はさすがに相手とそういうこと(性行為)をしないといけなくなるよなって。自分が他人とそういうことをすると。真面目に考えてみました。

……気持ち悪すぎて二度と想像していません(笑) あぁ自分には無理だな、ってわかりました。ひたすら気持ち悪いとしか思えませんでした。

 

それと同時に、結婚も諦めました。元々結婚願望は絶望するくらいなかったんで問題はないのですが、何となく親に申し訳ないなと思いました。

 

 

それから、わたしは中学生くらいからずっと男性が苦手でした。

特に同年代とか歳の近い男性は、道ですれ違うのも緊張するくらい苦手意識があります。よぼよぼのおじいちゃんとか中学生までの男の子ならまだ大丈夫ですが;

昔、飲食店でアルバイトしてた時に、高校生~大学生くらいの男性がお客さんで来ると手が震えることもありましたね。自分でも何故だかわかりません。

 

 

3. そもそも興味がない

女性ってどちらかと言えば恋バナとか好きな傾向あると思うんですが……わたしの場合、恋バナは政治の話と同じくらいどうでもいいことでした。

何故かと言うと、

恋愛感情がわからない→ 恋バナに共感できない→ つまらない

という感じでしょうか。

 

恋愛感情がない自分には恋愛経験もあるはずがないので、共感もできなければ話題の提供も恋の悩みへのアドバイスもできず、興味もないので退屈だったんですね。

恋バナ以外にも、恋愛ドラマ・映画、恋愛小説・漫画、失恋ソングなど……どれもピンときません。共感できずに常に他人事で「へ~恋をするとこういう風になるのか」って感じです。

 

恋人が欲しいとか、恋愛に憧れる、性行為に興味がある、というのも自分は全くありませんでした。恋愛や他者への性的欲求というもの全般が、どうでもいいことだったんでしょうね。それより音楽!とかオタ活!みたいな人生を送ってきたせいでもあるのかも。

 

結婚も自分にはデメリットとしか思えないし、ぶっちゃけ子供も好きじゃないので家庭を持ちたいとも思えません。いずれ死ぬ時どうしよう、っていう不安は少しあります。

老後の不安が尽きない……(泣)

 

 

 

――ざっくりこんな感じです!

すっかり長くなってしまったので、続きはまた次回にしたいと思います~。

 

次の内容としては、わたしは筋金入りのオタクなので今回語ったことを二次元の視点で考えていきたいなと(どういうこっちゃ)。

 

それでは、ここまでお付き合いいただきありがとうございました!