翠りんごの推し事と日常

おひとりさまを満喫するオタクの雑記

映画『ハウス・オブ・グッチ』観てきた(※ネタバレあり)

前回に引き続き、映画の感想を書いていこうと思います~。

 

というか最近映画ラッシュでは? わたしだけでしょうか。

今後公開される『ウエスト・サイド・ストーリー』『ナイル殺人事件』も絶対観に行きたいと思ってるので、しばらく映画館通いが続きそうです。

 

大好きな映画はDVDとかBDとか買っちゃう派なんですが、それでもやっぱり映画館は特別なんですよね~。音響もいいし大画面で迫力もすごいし、何よりあの空間が好きです! 映画館で得た感動ってほんとに桁違いで、それを味わいたいがために結構同じ作品リピートしちゃいます……(過去最高12回観に行った)

 

 

さて、話が脱線しましたが、今回は今年1月に公開された映画『ハウス・オブ・グッチ』を観に行ってきました!

ずっと観に行きたいと思っていたら1月が終わり、慌てて上映スケジュールを調べて休みの日に行ってきました。今回は母とです。

今回もネタバレあり……と言いますが相変わらずゆる~い感想なので、生暖かい目で読んでいただければ幸いです('ω')ノ

 

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※※ネタバレあります!ご注意を!※※

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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今回、ほぼレディー・ガガ目当てで行ってきました!

めちゃくちゃファンってほどではないのですが洋楽が好きなので、一度スクリーンで女優としてのガガ様を見てみたいなと前々から思っていたので。数年前の『アリー スター誕生』は見逃しました……;;

 

とにかくガガ様めちゃめちゃ美人。カッコいいしスタイル抜群!!

気が付いたら胸とケツばっか見てました。だってしょうがない。あれは目が吸い寄せられちゃいますね、不可抗力です。

 

肝心の映画の内容ですが……グッチの物語(ほぼ実話)です。

わたしここ勘違いしていたんですが、グッチっていうブランドの話じゃなくって、グッチの話だったんですね。ファミリーネームだったんだ……って思ったくらい(笑)

グッチの商品がどうやって作られていて、こだわりは~、デザインは~、みたいな内容ではなく。あくまで「グッチを経営しているグッチ一族の話」でした。

そうとは知らず観に行ったので戸惑った部分もありました。経営のこととか全然わからないので、途中「??」ってなるところもありました。

しかも上映時間も長い(だいたい三時間くらい?)ので、きちんと内容理解しながら観ようと思うと、なかなか大変です。わたしは帰りの電車で爆睡しました(笑)

 

映画の冒頭に「実話にもとづいた物語」というテロップがあったように、グッチ家のことについては結構詳しく描写されていました。

全体を通してだんだんと雲行きが怪しくなっていって、歯車が狂っていく感じが何かすごかった。完成度すごい。(語彙力皆無)

観て楽しむ、というよりは、歴史の勉強みたいに「繰り返さないべき物語」とか教訓といった言葉が当て嵌まるような映画かなと思いました。

 

物語ラストでは、登場人物がそれぞれどうなったかが語られます。

アルドおじさんは病死(たしか癌)。いとこのパオロは「貧困ののち死亡」……。

思わず心の中でOh……と唸ってしまいました。

このパオロさんはアルドおじさんの息子で、映画の中では散々「バカ息子」と言われていました。

風変わりで才能もあったんだかなかったんだかわからない人だったけど、一族の中でも全然期待されてなくてむしろ邪険にされてて、挙句の果てにガガ様達夫婦にはめられてデザインの著作権侵害で訴えられて……一番報われなかった人だなと悲しくなってしまった。まあ自業自得なこともあったけど。

 

ああいう実力社会(一族?)では実力(=才能)が物をいう。逆にいうと「実力こそすべて。才能のない人間は必要ない」ってことになるんだろうね……パオロさんはグッチ家では生き抜けなかったわけです。

弱肉強食というか、諸行無常というか……

自分全然ブランドに興味がなかったのでグッチのこともほぼ知らなかったのですが、あの華やかなブランドの裏にはこういう表に出ない人がいたんだなと。

 

そして終盤の「現在、グッチにはグッチ家の人間は一人もいない」っていうテロップを見て、人生とか生き様とか、そういうことについて考えさせられました。(と、カッコよくまとめてみる)

 

まあでも、今回一番感じたのは……女って怖いね!!

愛から生まれる嫉妬って、ものすご~~く怖い。