とうとう明日から仕事が始まってしまう……!
晩ご飯を食べたあたりからソワソワしています。
今度の職場は人間関係穏やかだといいな~。めっちゃいい人ばかりとかじゃなくていいんです、普通でいいんだよ普通で。可もなく不可もなくで。
めんどくさい人間関係で疲れたくないし、目立たないように仕事をして荒波を立てずに退勤時間になったら秒で帰りたい(笑)
……とは言っていますが、過去の職場ではそれなりに仲良くさせてもらっている方もいました。
同じ入社日で数少ない同期だった5つ年上の女性の方で、一緒にご飯行ったり、カラオケ行ったり、買い物行ったり、めちゃくちゃ楽しかったです。
そして何を隠そうこの方が、わたしにアイナナを布教してくれました!!(笑)
とある日のお昼休憩。
趣味の話になってお互いにゲーム好きだということが判明し、
「どんなゲームやるんですか?」
と、訊いてみたんですね。
「ニンテンドーで育ってきたんで、ポケモンとかマリオとかよくやってますね~」
まあ無難な答えが返ってきました。相手がどのくらいのオタクなのか見極めながら話を進めるのが大切です。
というのも、わたしが肩までどっぷり浸かった二次元オタクだからです。ゲーマーじゃなくてオタク。雑食で二次創作も大好物です(見る専ですが)。
「翠りんごさんはどういうゲームやるんですか?」
「わたしはスクエニで育ってきたので、FFとかドラクエとか、RPGが多いですかね~」
FFなら12、ドラクエは8がわたしの中でのバイブルです。
よくマイナーだと言われますが、名作ですよ……!(心の叫び)
同期さん「ソシャゲとかはやります?」
自分 「あ~~、FGOとかやってます~ゆるくですが~(一応防衛線を張っておくスタイル)」
同期さん「わたしもやってましたよ! ガチャ全然ダメでやめちゃいましたけど……孔明欲しくって」
自分 「マジですかー! 孔明先生いいですよね!(長髪男性キャラ大好きオタク)」
キャラの話になるとオタクはちょろいんです……。
こんな感じでホイホイ話が弾み、相手もそれなりのオタク(失礼)だという確信を持ったわたしは、こんなことを訊いてしまいます。
「他にやってるソシャゲありますか? おすすめとかあったら教えてほしいです」
オタクに布教の機会を与えると、どうなるかおわかりだろうか……
同期さん「アイドリッシュセブンって知ってます? アイドル物なんですけど」
わたし 「名前聞いたことあります! アイドルゲーいいですよね~」(SideМのプロデューサーでした)
同期さん「キャラもいいし曲もいいのはもちろんなんですけど、何よりストーリーが超激重で最高ですよ……(ニタリ)」
そんなこんなでアイナナを布教されましたね……懐かしい(笑)
アイドル物で超激重ストーリーっていうのに興味を持ったのが、沼に片足突っ込んだところでした。
その後「ちなみにどんなキャラ好きですか?」と同期さんが聞いてきました。
わたし「そうですねえ……長髪が好きなんですよ~。あとは、可愛い系とか男!って感じじゃなくて、どっちかというと美人系だといいな~」(完全に面食い)(語彙力皆無)
同期さん「あ~なるほど、長髪ですか。いますね、います」
そうして同期さんがスマホで見せてきたのは、アイナナ公式サイトのキャラクターページでした。
同期さん「CV立花慎之介の長髪の美人系ですけど、どうです?」
わたし 「えっっっっっっっっっっっっ!?!?!?!?!?!!! こりゃあいいっすねええええ!!!!!!!!!!!!!!!」(大歓喜)
一目で沼に落ちましたねー……こんなにどんぴしゃなキャラは初めてだったかもしれません。
その日の研修内容ぶっ飛んだ代わりに、『Re:valeの千』って単語を覚えて帰りました。忘れないようにスマホにメモまで残しました。(研修内容もメモしような)
こんな感じでわたしがアイナナ沼に落ちてからは、二人して毎日のように(推しへの)熱い想いをぶつけあったり激重ストーリーの感想を語り合ったりしました。
職場へ行くのが楽しみだったくらいでしたね。推しの力ってすごい。
それからしばらくして、同期さんは退職していきました。
そのうちわたしも転職でその職場を辞めたんですけど、お互い連絡しないままなんとなく疎遠になってしまいました;;
今でもその同期さんの推し(八乙女楽推しでした)がメインのイベントとかガチャを見ると、「今はどうしてるのかな~」と同期さんを思い出したりします。
***
気付いたらもうこんな時間でした!(日付変わってる)
明日じゃなくて今日から仕事!頑張ろう……( ;∀;)
ここまでお付き合いくださり、ありがとうございました!